QスイッチYAGレーザーとは?効果や術後経過、ダウンタイムについて徹底解説
シミやそばかす、肝斑、タトゥーなど、さまざまな肌悩みに対応できるQスイッチYAGレーザー。
名前は聞いたことがあっても、具体的にどのような仕組みで、どんな効果があるのか、施術後の経過はどうなのか、詳しく知らない方も多いのではないでしょうか。
本ページでは、QスイッチYAGレーザーの基本的な仕組みから、ルビーレーザー・ピコレーザーとの違い、効果、料金相場、ダウンタイムまで、幅広く解説していきます。
施術を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
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目次
- 術後経過とダウンタイム
- 照射直後:赤みやヒリヒリ感は数十分から数時間で落ち着く
- 術後1~2週間:かさぶたができ、自然に剥がれ落ちるのを待つ
- 術後1か月~半年:炎症後色素沈着が起こる方もいるが、数か月で徐々に薄くなる
| 湘南美容 クリニック
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東京中央 美容外科
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品川 美容外科
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|---|---|---|---|
| シミ取り レーザー 最安値 |
2mm以下 2,680円〜 |
初回2,000ショット 9,800円〜 |
1×1mm 4,320円〜 |
| おすすめ ポイント |
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| 取扱院数 | 100院以上 | 21院 | 39院 |
| カウンセ リング |
無料 | 無料 | 無料 |
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湘南美容 |
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ピコレーザー取扱院
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QスイッチYAGレーザーとは
QスイッチYAGレーザーは医療や美容医療の分野で使用されているレーザー機器の一種です。
YAGという名前の由来は、イットリウム(Yttrium)、アルミニウム(Aluminum)、ガーネット(Garnet)の頭文字を取ったもので、これらの物質の結晶をレーザー光を照射する際に利用しています。
さらにネオジムという元素を使用したNd:YAGレーザーという物を使用している場合もあります。
引用元:聖心美容外科
QスイッチYAGレーザーは、532nmと1,064nmの2つの波長のレーザーを切り替えて放射することができるため、一台で皮膚の浅い部分と深い部分のシミを治療することができます。
-
532nm
皮膚の浅い層にある茶色・赤色の色素に反応しやすく、表皮の浅いシミやそばかす、赤ら顔などの治療に用いられる。 -
1,064nm
皮膚の深い層にある黒色・濃い色素に反応しやすく、ADMや太田母斑、肝斑、タトゥー(黒・青系)などの治療に用いられる。
なお、薄い茶色っぽいシミは反応が悪い場合があり、このようなシミにはQスイッチルビーレーザーを好む医師もいるようです。
ルビーレーザーやアレキサンドライトレーザーとの違い
Qスイッチレーザーには、YAGレーザーのほかに、ルビーレーザーやアレキサンドライトレーザーもあります。
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Qスイッチ YAGレーザー |
Qスイッチ ルビーレーザー |
Qスイッチ アレキサンド ライトレーザー |
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|---|---|---|---|
| 波長 | 532nm・1064nm | 694nm | 755nm |
| 特徴 | 2種類の波長を切り替えることで、幅広い色素性病変に対応することができる。 | 黒色の色素性病変(主にメラニン、アザ、刺青など)に反応しやすい。老人性色素斑は特に効果を実感しやすい。 | ルビーレーザーよりも波長が長いため、より皮膚の深い層まで届きやすい。また、黒色の吸収率が低いため、メラニン色素が多いとされる日本人の肌に適している。 |
| 対象となる肌悩み | ・老人性色素斑(日光黒子) ・雀卵斑(そばかす) ・太田母斑 ・扁平母斑(茶アザ) ・異所性蒙古斑(青アザ) ・ADM ・肝斑※低出力のレーザートーニング ・赤ら顔 ・開き毛穴 ・タトゥー、刺青 |
・老人性色素斑(日光黒子) ・雀卵斑(そばかす) ・太田母斑 ・扁平母斑(茶アザ) ・異所性蒙古斑(青アザ) ・ADM |
・老人性色素斑(日光黒子) ・雀卵斑(そばかす) ・太田母斑 ・扁平母斑(茶アザ) ・異所性蒙古斑(青アザ) ・ADM |
Qスイッチルビーレーザーについては以下のページで特集しておりますので、YAGレーザーとの違いをもっと知りたいという方はチェックしてみてください。
ピコレーザーとの違い
ピコレーザーは、Qスイッチレーザーよりもさらに短い時間(ピコ秒単位)でエネルギーを照射するレーザーです。
照射時間が極めて短いため、周囲の組織への熱ダメージを抑えながら色素を細かく破壊できるとされ、Qスイッチレーザーと比べてダウンタイムが短い傾向にあると言われています。
QスイッチYAGレーザーとピコレーザーの主な違いは以下の通りです。
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Qスイッチ YAGレーザー |
ピコレーザー | |
|---|---|---|
| パルス幅 | ナノ秒(10億分の1秒)単位 | ピコ秒(1兆分の1秒) |
| 対象となる肌悩み | ・老人性色素斑(日光黒子) ・雀卵斑(そばかす) ・太田母斑 ・扁平母斑(茶アザ) ・異所性蒙古斑(青アザ) ・ADM ・肝斑※低出力のレーザートーニング ・赤ら顔 ・開き毛穴 ・タトゥー、刺青 |
・老人性色素斑(日光黒子) ・雀卵斑(そばかす) ・太田母斑 ・扁平母斑(茶アザ) ・異所性蒙古斑(青アザ) ・ADM ・肝斑※低出力 |
| 施術時の痛み | 輪ゴムで弾かれるようなパチンとした瞬間的な痛み | QスイッチYAGレーザーより穏やかで、チクチクした痛み |
| ダウンタイム | 1〜2週間程度 | 1〜2週間程度(QスイッチYAGレーザーよりは比較的短め) |
| 炎症後色素沈着のリスク | やや高め(施術者の約半数) | Qスイッチレーザーよりはやや低めだが、ゼロではない |
どちらが適しているかは、シミの種類や深さ、肌質によって異なるため、医師と相談しながら選択することが大切です。
以下のページでは、ここでは扱いきれないピコトーニングの詳細について徹底解説しています。
カウンセリングに行く前にレーザーの違いを把握しておきたいという方は、こちらもあわせてご覧ください。
QスイッチYAGレーザーの効果と主な治療対象
QスイッチYAGレーザーは、出力やモードを調整することで、さまざまな肌トラブルに対応できる汎用性の高いレーザーです。
ここでは、代表的な治療対象について詳しく見ていきましょう。
シミ・そばかす・ADM・アザ
QスイッチYAGレーザーの代表的な治療対象としては、まずシミやそばかす、ADM、太田母斑のようなアザが挙げられます。
メラニン色素に反応する波長のレーザーを照射することで、表皮だけでなく真皮に存在する色素にもアプローチできるため、通常のレーザーでは反応しにくい深い部分の色素沈着にも効果が期待できます。
老人性色素斑やそばかすであれば、スポット照射で1〜3回程度で治療でき、1回で済む方も少なくありません。
ADMやあざは複数の照射が必要となるのが一般的で、3〜6か月の間隔をあけて5〜6回の照射を繰り返すことで徐々に変化を実感できるようになるでしょう。
赤ら顔
赤ら顔は、皮膚の毛細血管が拡張したり、赤みが目立ったりする状態です。
QスイッチYAGレーザーは、出力やモードを調整することで血管にもアプローチできるため、赤み顔の治療にも使用されることがあります。
赤ら顔の原因は毛細血管拡張症や酒さ、乾燥による血管の透け見えなど様々ですが、レーザーによって拡張した血管に働きかけることで、赤みの気になりにくい肌へと導くことが期待できます。
2〜4週間に1回のペースで照射し、5〜10回の照射で効果が感じられるケースが多いです。
肝斑
肝斑は、頬骨のあたりに左右対称にできる薄茶色のシミで、女性ホルモンの影響が関係していると考えられています。
肝斑は通常のレーザー治療では悪化することがあるため注意が必要ですが、QスイッチYAGレーザーを低出力で広範囲に照射する「レーザートーニング」という方法を用いることで、肝斑にも対応できる場合があります。
レーザートーニングは肌への刺激を抑えながら繰り返し照射することで、少しずつメラニンを分解していくため、一度に大きな変化を求めるのではなく、継続的な通院によって薄くしていくのが一般的です。
目安としては、数週間の間隔を空けながら合計5〜10回ほどの照射が必要となるでしょう。
毛穴
QスイッチYAGレーザーには「スペクトラ(ロングパルス)」モードがあり、このモードを使えば、開き毛穴やつまり毛穴にもアプローチが可能です。
真皮の浅い部分に均等に熱を与えてコラーゲンやエラスチンの生成を促すことで、肌にハリとツヤを与え、毛穴が目立ちにくくなることが期待されます。
複数回の照射を重ねることで徐々に変化を実感できるため、2~3週間おきに3~6回程度継続すると良いでしょう。
ニキビ跡
ニキビ跡には赤み・色素沈着・クレーター状の凹凸など様々なタイプがありますが、主に赤みや色素沈着タイプのニキビ跡に対して、QスイッチYAGレーザーが用いられることがあります。
1回の照射では効果を感じにくいため、数週間〜1か月間隔で5〜10回程度繰り返し照射を行うようにしましょう。
クレーター状のニキビ跡には効果が見込めないため、事前のカウンセリングで自分のニキビ跡のタイプを確認してもらうとよいでしょう。
タトゥー・刺青
QスイッチYAGレーザーは、皮膚に注入された色素(インク)にも強く反応するため、タトゥー・刺青の除去にも広く使用されています。
黒や青などには強い反応が期待できるものの、赤や緑、黄には効果が薄いため、除去したいタトゥーの色や大きさによって、必要な照射回数が変わってきます。
数か月おきに5〜10回以上の照射が必要になることも少なくありません。
QスイッチYAGレーザーが向いている人
先述したように、QスイッチYAGレーザーは幅広い肌悩みに対応できるレーザーの一つですが、特に以下のような方に向いている治療法といえます。
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◇
1回でシミを取りたい方
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◇
シミ、そばかす、肝斑、ADM、あざなどの肌悩みがある方
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◇
表皮だけでなく真皮の深い部分に色素沈着がある方
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◇
タトゥーを除去したい方
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◇
赤ら顔、毛穴の開きなど複数の肌悩みをまとめてケアしたい方
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◇
ある程度のダウンタイムを許容できる方(ダウンタイムがあっても日常生活に支障のない方)
QスイッチYAGレーザーが不向きな人・受けられない人
以下に当てはまる方は、QスイッチYAGレーザーの施術を受けられない、あるいは注意が必要な場合があります。
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◇
妊娠中・授乳中の方
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◇
施術部位に炎症や感染症がある方
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◇
他のレーザー治療・ピーリングなどを2週間以内に受けられた方
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◇
ケロイド体質の方・アトピーの方・ヘルペスのある方
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◇
日焼けをしたばかりで肌に炎症がある方
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◇
光線過敏症など、光によって過敏な反応が出やすい持病のある方
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◇
照射部位に金属が埋め込まれている方
上記に該当するからといって、必ずしも施術を受けられないというわけではありませんが、当てはまる可能性がある方は、事前のカウンセリングで医師に相談し、施術の可否を確認するようにしましょう。
QスイッチYAGレーザーの料金相場
QスイッチYAGレーザーの料金は、クリニックやシミの数、照射範囲などによって大きく異なります。
大手クリニックのQスイッチYAGレーザーの料金は以下のようになっています。
| クリニック名 | 範囲・回数 | 料金(税込) |
| 湘南美容クリニック (取り扱い院はこちら) |
2mm以下 | 2,680円 |
|---|---|---|
| 4mm以下 | 4,200円 | |
| 6mm以下 | 5,980円 | |
| 10mm以下 | 8,100円 | |
| 16mm以下 | 13,770円 | |
| 22mm以下 | 18,800円 | |
| 30mm以下 | 24,000円 | |
| 品川美容外科 | 1か所 2mm以下 | 3,300円 |
| 聖心美容クリニック | 1か所 | 5,500円~33,000円 |
| 共立美容外科 | 2mm以下 | 3,300円 |
| 4mm以下 | 5,170円 | |
| 6mm以下 | 7,370円 | |
| 10mm以下 | 10,010円 | |
| 16mm以下 | 16,940円 | |
| 22mm以下 | 23,100円 | |
| 30mm以下 | 28,600円 | |
| 東京美容外科 | 1cm×1cm 1回 | 10,700円 |
| 1cm×1cm 3回 | 25,800円 | |
| 1cm×1cm 5回 | 37,700円 | |
| 1cm×1cm 6回以降 | 6,400円 | |
| ガーデンクリニック | 1回 | 33,000円 |
| メディアージュ クリニック |
直径3mm未満 | 5,500円 |
| 直径5mm未満 | 11,000円 | |
| 直径10mm未満 | 16,500円 | |
| 直径10mm以上 | 5mm毎に11,000円 | |
| エルクリニック | 1mm | 2,200円 |
同じシミを消す場合でも、利用するクリニックによって値段が違うため、いくつかのクリニックでカウンセリングを受けて比較検討してみるのもおすすめです。
気になるシミが複数あったり、顔全体にあったりする場合には、取り放題プランの利用も検討してみましょう。
例えば、湘南美容クリニックでは、以下のようなプランがあります。
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◇
3個まで:9,800円
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◇
10個まで:24,800円
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◇
取り放題:49,800円
なお、クリニックのWebサイトなどでは、施術のみの料金が表示されていることも少なくないため、事前に追加費用(麻酔代、診察料など)を含むトータルコストも確認しておくと安心です。
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術後経過とダウンタイム
QスイッチYAGレーザーには、一定のダウンタイムがあるため、施術前にどのような経過を辿るのかをチェックしておくと良いでしょう。
ここでは、時期ごとの一般的な経過について詳しく解説します。
照射直後:赤みやヒリヒリ感は数十分から数時間で落ち着く
施術直後は、照射した部分に赤みや軽い火傷のようなヒリヒリとした感覚が現れることがあります。
これらの症状は多くの場合、数十分から数時間程度で落ち着いていきますが、クリニックによっては施術後に冷却を行うこともあります。
術後1~2週間:かさぶたができ、自然に剥がれ落ちるのを待つ
照射から数日経つと照射部分にかさぶたができることがありますが、無理に剥がさず自然に剥がれ落ちるのを待つことが大切です。
なかには、かさぶたができない方もいますが、「かさぶたにならない=効果がなかった」ではないため過度に心配する必要はありません。
かさぶたは1~2週間程度で剥がれ落ちるのが一般的で、無理に剥がしてしまうと色素沈着や傷跡が残ってしまう可能性があるため、かゆみを感じても掻いたり触ったりしないよう注意しましょう。
また、この時期は肌が乾燥しやすくなっているため、保湿ケアをしっかり行い、清潔な状態を保つことも大切です。
術後1か月~半年:炎症後色素沈着が起こる方もいるが、数か月で徐々に薄くなる
かさぶたが取れた後に、肌の状態によっては炎症後色素沈着と呼ばれる一時的な色素沈着が起こることがあります。
これは、レーザーによる刺激に対して肌が反応し、メラニンが過剰に生成されることで起こるものです。
多くの場合は数か月かけて徐々に薄くなっていきますが、気になる場合は医師に相談し、必要に応じて美白系のスキンケアなどを取り入れると良いでしょう。
術後のアフターケアと紫外線対策
施術後の肌は非常にデリケートな状態にあるため、適切なアフターケアと紫外線対策を行うことが必要不可欠です。
ここでは、術後のアフターケアのポイントと紫外線対策について解説します。
メイクは翌日から、洗顔・入浴は当日から可能
一般的に洗顔や入浴は施術当日から可能とされていますが、施術部位を強くこすらないよう注意しましょう。
湯船での長時間の入浴やサウナ、激しい運動は血行を促進してしまうため、入浴はシャワー程度で済まし、激しい運動などは控えるようにしましょう。
メイクについては、翌日から可能とされることが多いですが、保護シールを貼っている場合はその部分を避けるなど、クリニックの指示に従うことが大切です。
スキンケアは優しく、高濃度レチノールやAHA・BHAなどの成分はNG
施術後の肌は非常に敏感になっているため、スキンケアはできるだけ低刺激なものを選び、保湿を重視するようにしましょう。
たっぷりの泡で包み込むようにして洗い、ぬるま湯で洗い流すのがポイントです。
高濃度レチノールやAHA・BHAなどのピーリング成分が含まれる製品は、肌への刺激が強く、炎症を悪化させる可能性があるため、術前から使用を控え、術後数週間で様子をみながら再開するようにしましょう。
日焼け止めは定期的に塗り直し、日傘・帽子などで紫外線対策を徹底する
施術後の肌は紫外線の影響を受けやすく、炎症後色素沈着のリスクを高める原因にもなります。
日焼け止めは2~3時間おきに塗り直し、日傘や帽子、サングラスなどを活用して、物理的に紫外線を遮断することも大切です。
室内や車内でも油断せず、UVカット効果のあるカーテンやガラスフィルムなどを積極的に活用するようにしましょう。
術後の紫外線対策については、以下のページでも解説しておりますので、さらに詳しい対策方法が知りたいという方は要チェックです。
注意点とリスク
QスイッチYAGレーザーにはダウンタイムや紫外線対策以外にも、注意すべきポイントやリスクがいくつかあります。
ここでは、QスイッチYAGレーザーの施術前に知っておくべき注意点とリスクについて解説します。
赤みや痒み、乾燥などの副作用が現れる方もいる
施術後、赤みやかゆみ、乾燥、軽い腫れなどの症状が現れることがあります。
多くの場合は一時的なものですが、ごくまれに水ぶくれや感染症が起こることもあるため、そのような場合は自己流のケアで様子を見るのではなく、早めに施術を受けたクリニックを受診することが大切です。
保護シールは医師の指示があるまで剥がさない
保護シールには、傷口を清潔に保ち、外部からの刺激を防ぐ役割があります。
施術部位に保護シールを貼られた場合、医師から剥がしてよいと指示があるまでは、自己判断で剥がさないようにしましょう。
入浴時に濡れてしまっても、指示がある場合を除いて基本的にはそのままにしておき、剥がれかけたときはクリニックに相談するのが望ましいです。
保護シールを早めに剥がしてしまうと、雑菌の侵入や摩擦による刺激で治りが遅くなったり、色素沈着のリスクが高まったりすることがあります。
処方された薬を正しく使用する
施術後に軟膏などの薬が処方された場合は、医師の指示通りの用法・用量を守って使用することが大切です。
規定量より多めに塗っても、色素沈着が早く薄くなるわけではありません。
また、炎症を抑える軟膏や色素沈着を予防する薬などは、指示された期間しっかりと継続することで効果を発揮するものが多いため、途中で中断しないよう注意しましょう。
使用中に肌に異変を感じた場合も自己判断で中止するのではなく、まずはクリニックに相談するのがベストです。
QスイッチYAGレーザーに関するよくある質問
QスイッチYAGレーザーの施術を検討するにあたって、効果や必要な回数、痛みの程度など、事前に気になることは多いのではないでしょうか。
ここでは、QスイッチYAGレーザーの施術を検討している方が抱きがちな疑問をまとめて紹介します。
Q1.1回でシミは取れる?
A.シミの種類や濃さ、深さによって異なりますが、老人性色素斑やそばかすのような比較的浅い部分にあるシミであれば、1回の照射である程度の効果を実感できる場合もあります。
一方で、広範囲のシミやADMのように真皮の深い部分にあるものの場合は、複数回の照射が必要となるのが一般的です。
シミが取れたと感じても、新たな色素沈着や再発を防ぐために、継続して紫外線対策を徹底するようにしましょう。
Q2.施術回数の目安や頻度は?
A.何を除去するかによって異なりますが、シミやそばかすの場合は1回で効果を感じる方もいれば、複数回の照射が必要な方もいます。
| 肌悩み | 回数の目安 | 頻度の目安 |
| シミ・そばかす | 1回~数回 | 3か月~半年に1回 |
|---|---|---|
| 肝斑 | 5~10回程度 | 2~4週間に1回 |
| タトゥー除去 | 5~10回以上 | 数週間~数か月に1回 |
Q3.施術時間はどれくらい?
A.治療部位や範囲によって異なりますが、シミ取りなど部分的な照射であれば5~15分程度、顔全体への照射であれば15~30分程度が目安です。
カウンセリングや麻酔クリームの塗布、照射後のアフターケアなどを含めると滞在時間はもう少し長くなりますが、初診時は問診や肌診断に時間がかかる場合もあるため、時間に余裕を持って来院すると安心でしょう。
Q4.ルビーレーザーとYAGレーザーの最も大きな違いは?
A.最も大きな違いは波長です。
ルビーレーザーは波長が短く、皮膚の浅い層にあるメラニンに反応しやすい一方、YAGレーザーは波長が長く、皮膚のより深い層までアプローチできます。
そのため、YAGレーザーは真皮に存在する色素やADMなど、深い部分の色素沈着にも対応しやすいという特徴があります。
Q5.どれくらい痛い?麻酔は使える?
A.痛みの感じ方には個人差がありますが、輪ゴムで軽く弾かれたような痛みと表現されることが多いです。
照射する部位や範囲、出力の強さによっても痛みの感じ方は変わり、以下のようなケースは特に痛みを感じやすいとされています。
・敏感肌・アトピー肌
・乾燥肌
・日焼け直後の肌
・生理前・生理中
・額、目の周り、鼻の頭、鼻の付け根、頬骨の上、こめかみ、口周りなど皮膚が薄い部分や骨に近い部位への照射
痛みが心配な方は麻酔クリームなどが使用できるため、事前にクリニックに相談してみるとよいでしょう。
まとめ
QスイッチYAGレーザーは、シミやそばかす、ADM、あざ、肝斑、毛穴、ニキビ跡、タトゥーなど、幅広い肌悩みに対応できる汎用性の高いレーザー治療です。
本ページで紹介した内容をまとめると、以下のようになります。
-
特徴
ルビーレーザーやアレキサンドライトレーザーに比べて深部の色素にもアプローチしやすい -
主な治療対象
シミ・そばかす・ADM・アザ、赤ら顔、肝斑、毛穴、ニキビ跡、タトゥーなど -
施術を受けられない可能性のある方
妊娠中・授乳中の方や日焼け直後の方、施術部位に炎症・感染症のある方、光線過敏症の方など -
術後の注意点
優しいスキンケアと徹底した紫外線対策がポイント
施術を検討している方は、事前のカウンセリングでご自身の肌の状態や悩みをしっかりと医師に伝え、納得したうえで治療を受けるようにしましょう。






