Qスイッチルビーレーザーのシミ取り治療効果とその仕組み

シミ取り治療ができるQスイッチルビーレーザーの特徴

シミ治療の代表的な方法として有名なレーザー治療。
レーザーは1990年頃から医療や美容医療の分野で幅広く活用されるようになりました。

シミ取りに使用されるレーザー機器は、いくつか種類が存在します。
代表的な物で言うと、ルビーレーザーやYAGレーザーなどがあります。

そこで今回は、「Qスイッチルビーレーザー」について詳しく解説していきます。

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シミ取りレーザーがおすすめのクリニック情報

湘南美容
クリニック
東京中央
美容外科
品川
美容外科
シミ取り
レーザー
最安値
2mm以下
2,680円〜
初回2,000ショット
9,800円〜
1×1mm
4,320円〜
おすすめ
ポイント
  • 70万件以上の実績
  • 低価格でシミ取り可能
  • シミ取り放題もあり
  • ピコレーザーで効果的な治療
  • 初回限定25,000円OFF
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取扱院数 100院以上 21院 39院
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Qスイッチルビーレーザーとは?

ルビーレーザーは、1960年に誕生したレーザー機器で、現在のレーザー機器の発祥とも言われるレーザーです。
ルビーの結晶を使ってレーザー光を直線的に放射させることが名前の由来です。

Qスイッチルビーレーザーの機械

引用元:湘南美容クリニック(左)
シロノクリニック(右)

694nmの波長を放出できるレーザーで、メラニン色素への吸収が良く、シミ、そばかす、アザなど様々なトラブルに有効
健康な肌細胞へのダメージは最小限に、メラニン色素だけに作用します。
濃いシミだけでなく、薄い茶色っぽいシミも取りやすいと言われています。

一方で、シミに似ている肝斑の治療に用いると、逆に濃く悪化してしまうケースが多く、Qスイッチルビーレーザーの使用は避けられています。

Qスイッチルビーレーザーには2種類のモードが選択できる機能があります。

「Qスイッチモード」

照射時間を短く設定することでき、エネルギーを集中させつつも、周囲の皮膚へダメージを与えにくくなります。

「短パルスモード」

皮膚の表面に近い表皮部分へ効果的で、皮膚の深部にダメージを与えることなく照射を行うことができます。
Qスイッチモードと短パルスモード

引用元:湘南美容クリニック

この2種類のモードを、シミの状態に合わせて使い分けることで効果的な治療をします。
照射時間も短いため、施術にかかる時間は数十分程度です。

レーザー治療の定番の製品で、当初は多くのクリニックで導入されていましたが、最近では後発製品のYAGレーザーを導入しているクリニックが多いようです。

Qスイッチルビーレーザーの効果


  • ◇ 

    シミ(黒、茶色)

  • ◇ 

    そばかす

  • ◇ 

    太田母斑

  • ◇ 

    刺青(青、黒)

  • ◇ 

    アザ

Qスイッチルビーレーザーの回数

レーザー治療の回数は、消したいシミの大きさ・濃さ・深さ・数などによって異なります。
Qスイッチルビーレーザーの場合、紫外線が原因の一般的なシミであれば1回、2回で綺麗に取れるケースが多いです。

太田母斑やしつこいシミの場合は5回から10回程の治療が必要なこともあります。

Qスイッチルビーレーザーの値段相場

シミ治療はクリニックごとに値段が異なります。
そしてシミ種類や状態によってもかわってきますので、大体の相場を調べました。

※料金は税込です。

クリニック名 範囲・回数 料金
湘南美容クリニック
(取り扱い院はこちら)
2mm以下 2,680円
4mm以下 4,200円
6mm以下 5,980円
10mm以下 8,100円
16mm以下 13,770円
22mm以下 18,800円
30mm以下 24,000円
品川美容外科
(品川本院限定)
1mm×1mm 4,320円
大塚美容外科 1~5照射 11,000円
シロノクリニック 5mm以内 5,500円
1cm×1cm 22,000円

このことから、5mmくらいのシミの場合、だいたい5,000円くらいが相場ということがわかりました。

大塚美容外科のように、クリニックによっては範囲ではなく照射回数で値段設定をしているところもあります。
その場合は消したいシミが何回くらいの照射が必要なのか医師に確認し、どのくらいの値段がかかるのかを確認しましょう。

Qスイッチルビーレーザーの副作用・注意点

肝斑には不向き

肝斑は頬の広い範囲にできるシミで、左右対象にできる特徴があります。
肝斑にQスイッチルビーレーザーを照射させてしまうと、照射部分内のエネルギー差が悪い刺激となり、逆に濃くなってしまうことがあるため、使用は避けられています。
消したいシミが肝斑の場合は注意が必要です。 肝斑治療にはレーザートーニングという種類の治療法がおすすめです。

照射後は紫外線対策が必須

Qスイッチルビーレーザーに関わらず、レーザー照射後は患部がデリケートになっているため、紫外線を浴びると再発の危険が伴います。紫外線対策を必ず行いましょう。
照射後1週間は専用の保護テープを、その後2~3ヶ月は日焼け止めクリーム、日傘や帽子などで極力紫外線を浴びないように心がけましょう。

まとめ

シミ取り治療の元祖Qスイッチルビーレーザーについてご紹介してまいりました。
たくさんのレーザー機器がありますが、Qスイッチルビーレーザーは最も有名なレーザー機器です。

しかし、新たに登場したレーザー機器には、Qスイッチルビーレーザーには不向きな肝斑治療などができるものもあります

自分のシミにはどの機器が最も有効か、経験のある医師に診察をしてもらい、判断してもらうことが大切です。
クリニックごとに導入しているレーザー機器が異なりますので、いくつかのクリニックでカウンセリングを受けて、検討することをおすすめいたします。

また、当サイトでは実際にQスイッチレーザーを体験したレポートも公開中です!料金はいくらかかった?治療後の様子は?など施術をお考えの方が気になる情報満載ですので、そちらも併せてご覧ください。


当ページの監修者

監修者のプロフィール写真

医療法人容紘会高梨医院副院長
皮膚科・美容皮膚科医師
吉岡容子先生

東京医科大学医学部医学科を卒業後、麻酔科学講座入局。
麻酔科退局後、明治通りクリニック皮膚科・美容皮膚科勤務。
院長を務め、平成24年より医療法人容紘会高梨医院皮膚科・美容皮膚科を開設。副院長として勤務しています。