続にきび戦略

「にきび戦略」に多くの反響をいただき、ありがとうございました。読みにくいページを我慢して読んでいただき、申し訳ありません。「にきび戦略」では、つれづれなるままに、にきび治療への私の考え方を述べましたが、実際の治療上のガイドとならないのが心残りでした。今回は「にきびのvariety」をテーマに、一つ一つのにきびを分析的に考え、治療のガイド的なものにしてみました。
皮疹の種類と特徴
皮疹の名称特徴
小さいしろにきび(closed comedo, white head)炎症(赤み)がなく、白い皮脂がたまっているのみ。浅いところで小さいぶつぶつを形成し、角質肥厚(かたい・ざらざら)が目立つ。
大きいしろにきび触らないとその存在がわからないぐらい、深い部位に大量の皮脂を蓄積するが、炎症はない。
くろにきび(open comedo, black head)皮脂腺開口部(いわゆる毛穴)が開いていて、そこに黒い皮脂が詰まっているのが見える。
炎症性丘疹直径1−2mm程度の小さく赤い固いぶつぶつが多発する。内容物はあるが、あまりめだたない。
膿疱皮膚から明らかに突出し、内容物が表面近くに透けて見える。簡単につぶせる。
結節(軽度)皮膚の表面から突出し、触ると、ころころと内容物を触れるが、内容物は透けて見えない。強く押し出すと、出てくることもある。
結節(重度)深いところで大きな膿を形成しする。どろっとした内容物が大量に出ることもある。
酒さ性座そう顔全体が真っ赤であり、表面の多数の膿疱を伴う。
結節の前兆非常に深いところの痛みがあり、芯を感じるが、ころころとした形ではふれない。押しても出ない。
内容物の排膿後平らで赤い
炎症性色素沈着茶色の色素沈着
acne scar陥没