
「にきび戦略」に多くの反響をいただき、ありがとうございました。読みにくいページを我慢して読んでいただき、申し訳ありません。「にきび戦略」では、つれづれなるままに、にきび治療への私の考え方を述べましたが、実際の治療上のガイドとならないのが心残りでした。今回は「にきびのvariety」をテーマに、一つ一つのにきびを分析的に考え、治療のガイド的なものにしてみました。
- はじめに
- あなたのお顔のにきびの一つ一つの皮疹(ぶつぶつ)をよーく観察してください。肌から突き出し、白い内容物をもっているのもあれば、ほとんど肌に埋まっているけれど、かなり大きそうなのもあります。内容物をほとんど含まない、固くちいさなぶつぶつがたくさんある人もいるでしょう。一口ににきびといっても、いろいろな性質を持った皮疹が入り混じっていることがほとんどです。にきびという疾患自体がこのように多彩なわけですから、にきびの性質に対応した適切な治療方法を選択することが必要となります。ひとつの治療でなかなか治らない場合は、実は、その治療方法に反応しない皮疹である可能性も考慮に入れましょう。このページは、どの性質のぶつぶつはどんな治療で治癒が期待できるのか、あるいは、できないのか、また、各種治療法はどのような性質の皮疹に対して有効であるのかを解説したページです。
- 繰り返して言いますが、ここでは一般論ではなく、私の実績を述べます。というのは、同じ治療法でも医師の方針や治療薬の強さによって、効果も異なるからです。また、治療のおすすめ度とは、その治療の効果のみならず、リスクも考慮に入れた上でのランク付けですので、かならずしも、もっとも治りやすい治療が高得点を獲得しているわけではありません。
- 今回は、
- 1. 比較的リスク&リターンの程度が高く、時によっては副作用が問題になりがちな治療を中心にした、治療方法と皮疹の対応
- 2. ローリスク治療の効果の検証
- 3. 顔とは異なる背中のにきびと色素沈着
- 4. 収拾のつかないにきびの生理前悪化議論
- などに焦点をあてました。
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